
息子が保育園に行き出してから、やたらと風邪をもらってくるのか鼻水と咳が出ているという状況が増えてきました。
特に最近では夜寝ている時にコンコンと咳が出て不快で泣く→夜泣きという負のループに…。
何とかしてあげたい一心で存在を知ったのがこのヴィックスヴェポラッブ。
これこそが長い期間、親子で苦しんでいた咳と鼻詰まりの症状から救ってくれた救世主なのであります。
Contents
ヴェポラッブとは?
VepoRab(ヴェポラッブ)とは、生後6か月から大人まで使える「塗る風邪薬」です。
効能・効果としては、のどや胸に塗ることで鼻づまりやくしゃみなどの風邪に伴う症状を緩和してくれるというもの。
日本では大正製薬から発売されていて、ドラックストアやネット通販で購入することができ、処方箋は必要ありません。
どうして塗るだけで効果がでるの?

塗るだけで効果があるというのはなんとなく胡散臭いような気もするのですが、実は「吸入」と「湿布」という2つの作用で鼻詰まりなどの症状を緩和させるきちんとした根拠があったのです。
①吸入作用
ヴェポラッブの有効成分が体温で温められて蒸気となり、鼻や口から吸入されてつらい鼻づまりの症状を緩和し、呼吸をスースー楽にする作用。
②湿布作用
ヴェポラッブの有効成分が血行を良くし、体を温めて、鼻詰まり、くしゃみなどのかぜに伴う諸症状を緩和する作用。
有効成分
dl-カンフル、テレビン油、l-メントール、ユーカリ油、ニクズク油、杉葉油
塗り薬なので赤ちゃんからお年寄りまで使える!

ヴェポラッブの素晴らしいところは何といっても生後6か月の赤ちゃんから使えるというところ。
粉薬や液状の飲み薬を赤ちゃんに与えるのはかなり大変ですが、ヴェポラッブは塗るだけなので本当に簡単に使うことができます。赤ちゃんだけでなく、小さな子供やお年寄りなど、薬を飲みこむのが大変な人でも手軽に使えるところが便利。
また、ヴェポラッブは即効性があってとても楽になるので、我が家では病院で処方された飲み薬があってもヴェポラッブも合わせ技で塗ることにしています。むしろ、これに出会ってから鼻風邪の場合は病院に行く必要性を感じなくなりました…
ヴェポラッブの使用感

色は無色透明。ワセリンが入っているからか、柔らかいテクスチャーでよく伸びます。
塗る前に手のひらで温めると肌に触れた時にひやっとしません。
匂いがとても強く、良く言えばユーカリのアロマの香りですが、湿布の匂いのようにも感じます(笑)
塗った患部はスースーして気持ちよく、それでいて内側からポカポカしてくるような感じがします。
小さな子どもにはどれくらいの容量が使える?

ヴェポラッブは、年齢に応じて以下のように使用量が定められています。(大正製薬の説明書より引用)
使用年齢 | 1回量 |
生後6か月未満の乳児 | 使用不可✖ |
6か月~2歳 | 3g |
3~5歳 | 4g |
6~11歳 | 5g |
12歳以上 | 6~10g |
この表によると、我が家の1歳の息子の1回の使用量の目安は3gなんだとか…。
ポイント
3gは、ティースプーン1杯が目安
個人的な感覚としては、よく伸びるので赤ちゃんの小さな体に塗るときは3gもなくてもいいかな?という気もします。
赤ちゃんに塗る時の注意点

大人の私の場合、鼻の下や喉に塗ると鼻詰まりがすぐに解消されてとっても楽になるのですが、子供の場合は薬を塗った部分を触りその後で目をこすってしまうと…悲劇がおこります。
なので、赤ちゃんの場合は手の届かない所につけてあげるのがポイントかなぁと思います。
少し塗りにくい場所ですが、胸や背中に塗ってあげると触ってしまう心配もないので安心です。
ヴェポラッヴを足の裏に塗る「珍療法」も!?

一般的に知られているヴェポラッブを塗る体の部位は背中や胸、のど等ですが、インターネット上では「足の裏に塗って靴下を履くと咳止めにも効果がある」ということでも話題です。(足ツボ効果!?)
何を隠そう私もこの噂をきっかけにヴェポラッブの存在を知り、購入に至った次第なのであります(笑)
あくまでも噂なので医学的根拠はなさそうなのですが、イギリスでは古くから伝わる有名な民間療法なんだとか。(おばあちゃんの知恵袋的な感じなのでしょうか…?)
実際に鼻詰まりで苦しむ息子の足の裏に塗ってみたところ、少し息が楽になった感じが見受けられました。
また、息子自身も「足の裏に塗ってちゃんとケアをしたんだ」というパフォーマンスありきの面でもいい気休めになっているのかもしれません。
これは息子にとっても私にとってもいい効果で、これでちゃんと良くなるね!というおまじないのようなものにもなり、風邪気味の時でもスヤスヤとよく眠ってくれるようになりました。
ヴェポラッブの残念な所
残念ながら、私はヴェポラッブにはひとつだけ難点があると感じています。
それは、名前が難しいところ(笑)
ヴェポラッブは私の周りのママ友界隈でも有名ですが、商品名をうろ覚えしているママ友も多いです。
正しくはヴェポラッ「ブ」ですが、しばしばヴェポラッ「プ」と呼ばれていたりします。(私も最近まで間違っていました。笑)
ましてや小さな子供に発音できるのか?!
夫にお使いを頼みたくても「ヴィックスヴェポラッブ買ってきてぇ〜!」と私はスムーズに言える自信がありません。
と言うわけで我が家では絶対にきらしてはいけない常備薬となりました。
まとめ
この薬を知るまでは、一度風邪をひいて鼻詰まりや咳の症状が出ると2〜3週間お付き合いするものだと思っていたのですが、そんなにもの長い期間耐える必要がなくなりました。
赤ちゃんからお年寄りまで使えてかなり便利なので、まだ未体験の方は是非一度手に取ってみてください。