最近、3歳の息子がようやくおむつを卒業しました。
おしっこは保育園のおかげでいつの間にかトイレでできるようになったのですが、なかなか苦戦したのがうんちの方。
うんちだけは「絶対におむつでする!」と言ってきかななかった息子が、無事にトイレでうんちできるようになるまでの道のりをまとめてみたいと思います。
初めてのトイトレ(トイレトレーニング)は1歳でスタート
個人的に1歳でトイトレというのは早すぎるのではないか!?という気もしていたのですが、通っていた保育園の先生との会話の流れで「1歳でトイレが自分でできるようになる子もいますよ!練習してみたらどうですか~??」ということをさらっと言われ、半ば親の覚悟が定まっていないまま(笑)、トイトレを始めてみることにしました。
何から始めたらいいのかわからないけど、とりあえず補助便座を買ってみよう。そう思って色々な補助便座を物色。
息子が大好きだったアンパンマンの補助便座を購入しました。
この時の息子の年齢は1歳10か月。
アンパンマンにぞっこんなので、一目見た瞬間から「アンパンマンに座るー!!」と目を輝かせてすんなりとトイレに座ってくれるようになりました。
さて、ここから。
喜んで便座に座ってくれるのはいいものの、なかなかおしっこがタイミング良く出ません。
息子もなんとなく状況を理解しておしっこを出そうとするのですが、「おしっこ、しー!しー!」と熱心に繰り返す割には口ばっかりで実際にはおしっこがでてきていません(笑)
まぁ、最初はこんなもんか。
そう思って無理強いさせることもなく、トイレに行くのが嫌にならない程度に付き合うことにしました。
1歳で身長もそこまで高くないので、便座に座らせるのもひと手間いるもんです。(足が届かなさすぎて踏み台も不可抗力…笑)
足が届かないと子供にとってはやりづらいと思うので、本気でトイトレに取り組むのならやはり踏み台も一緒に購入するべきですね。
私はこの時点ではトイトレの手ごたえを全く感じなくて、踏み台までは購入しませんでした。
それからは朝起きた時、お風呂に入る前など、タイミングを見てはトイレに誘っておしっこを試みたのですが、なかなかうまくいかないのでだんだんとトイレに行く機会も減ってきてしまいました。
ごくまれにタイミングが合っておしっこがじゃーと出てくれることもあるのですが、ほとんどまぐれという感じで、出そうと思って出るということがないので息子自身もだんだんとトイレに行くことに飽きてきた様子が伺えるようになってきました。
それから次第に親子そろってトイトレへの情熱はやや冷めていくのでした…。。。
おしっこは2歳でマスター
息子が2歳になった頃から、保育園で周りのお友達がポツポツとおむつを卒業する子が増えてきました。
先生が定期的にトイレに誘導してくれてみんなでそろってトイレに行くルーティンがあるらしく、日々の集団生活を過ごしていくうちにいつの間にか息子もおしっこをマスター。
結局家では道具だけそろえただけでうやむやに終わってしまっていたので、ほとんど保育園でトイトレを終わらせてもらったという感じです。
保育園の環境や先生たちには感謝してもしきれませんね…。
夜寝る時はおむつですることがあるものの、日中起きている間はトイレでおしっこができるようになりました。
上手におしっこができるようになって息子も私も大喜び。
ただ、本当に苦戦したのは実はここからでした…。
おしっことうんちは別
息子はもともとデリケートな性格で、自宅以外の場所ではほぼうんちをすることがないタイプ。
この性格があだとなって保育園で「周りの子につられてうんちをする」という成功体験が得られないのです…。
日中にパンツで過ごしていても、便意をもよおすと「ママ、うんちがでる!おむつに変えて~!!」と慌てて着替えを催促してくる息子。
大丈夫、こわくないからトイレにいってうんちを出してみよう!と促しても全く持って通用しません。
こちらもパンツからおむつに毎度毎度着替えさせるのが手間なので、なんとしてでもそのままトイレでうんちができるよう声掛けをするのですが、しつこくトイレに誘っても「絶対おむつじゃないと嫌!!」と言って断固拒否。
うんちの絵本を読み聞かせしたり、YouTubeで動画を見させたりしてあの手この手を試してみましたが、頑なにトイレに行くことを拒み続けるのです…。
仕方がないので普段はパンツで過ごして、うんちがしたくなったらその都度おむつにはき替えさせるという日々を数か月間過ごしました…。
小さな子供をその気にさせるのはなかなか体力がいるもので、親の私の方が挫折してしまって状況が変わらないまま、いつの間にか息子は3歳をとっくに過ぎていました。
私もすっかり諦めてしまって「トイトレはもういいや。」と思って過ごしていたそんなある日。
あるものを手に入れたことで、息子はあっけなくトイレを完全にマスターしたのです。
あるものとは100円ショップで売っているアレ
息子が3歳6か月を過ぎたある日、夫が100円ショップ(ダイソー)に行った時にこのようなシールを買ってきました。
そう、どこにでもあるような「〇〇できたね」シールです。
まぁ試しにトイレに置いておくか…という程度で、あまり期待をせずにシールをトイレの片隅に置いておきました。
そしていつものようにおしっこをしようとトイレに入った瞬間、息子はいち早くシールの存在に気が付きました。
そして目を輝かせながら私に聞いてきたのです。
「ママ、これってもしかして、うんちできたねシール!?」
おやおや?これはかなり好反応だぞ…
「そうだよ、今日からトイレでうんちができたらシールを貼ろうね~」
と言って私が声掛けをすると息子は大喜びで、シールを眺めながらおしっこを出したいと言い出しました(笑)
そして「今からおしっこするから、ママは向こうで待ってて!」と言ってなぜか私は扉から締め出され、トイレから遠ざけられたのです…。
仕方がないのでトイレ付近で洗濯物を片づけたりしながら待つこと数分。
再び、トイレから息子の元気な声が聞こえてきました。
「ママ、うんちでたよ~~~~~~~!!!!!」
え、えー!?息子からの言葉に私は衝撃。
シール対策を始めたその日に、早速うんちができたのです。
シールを貼る為にもしかしたら嘘をついているのでは…?と少し疑ってしまい、恐る恐るトイレの便座をのぞき込んでみました。
すると…
なんと、ごくわずかに小さな可愛らしいうんちが本当にちゃんと出ていました(笑)
シールを貼りたいがために、きっと頑張って力を振り絞ったのでしょう。
便器の中のうんちを指さしながら息子はかなり誇らしげでした。
これを機に、息子はあれよあれよとトイレで成功を重ね、あっさりとおむつが外れたのでした。
初日に成功してから以降は一度も失敗することなく、すんなりとトイレをマスター。
現在はトイレをマスターしてから数か月がたとうとしていますが、今でも飽きずに毎日シール貼りを続けています。
しかも羨ましいくらい快便で、朝と晩で毎日2回ずつうんちを出すという規則正しいサイクルまで出来上がりました。
それもこれもきっとシールのおかげ。
うんちを出してシールを貼るぞ~!という闘志がみなぎっていて、毎日トイレで一生懸命踏ん張っているようです。
うんちってため込んだらよくないので、毎食後にトイレに入ってうんちが出るまで踏ん張るのって、よく考えたらとっても体にいいことですよね。
まとめ
身体的な問題があるのではなく、我が家のように気持ちの問題でうんちができないというお子様がいたら、是非このうんちできたよシールをおすすめしたいと思います。
ネットでもたくさん売られていますが、我が家はダイソーのもので十分でした。
110円でシートが3つも入っていて、はがせるシールになっているので何度でも繰り返し使えるという優れものです。
ちなみに3歳になってからはだいぶしっかりとしてきたので、アンパンマンの補助便座を卒業して自分で座れるこちらのタイプを使用しています。
軽くて移動も簡単だし、折りたたみで場所も取らないのでめちゃめちゃおすすめです♡