トイレトレーニングって、何も分からないまま始めてしまうと上手くいかずにイライラして、子供以上に大人が疲れてしまうこともあります。
とは言っても、誰だって初めはわからないことだらけ…。。。
我が家の体験談や役立ったアイテムなどをいくつかご紹介するので、これからトイトレを始める方の参考に少しでもなれば幸いです。
Contents
トイレトレーニングの時期はいつからがベスト?
一般的にトイトレを始める時期は、2歳後半から3歳くらいが良いと言われています。
これは子どもの発達とも関係していて、1~2歳のうちは膀胱にたまると反射的に出てしまっていたオシッコが、3歳くらいになると、ちょっとの間、我慢して出す事ができるようになるから。
具体的な目安としては、以下のような項目が挙げられます。
・ひとりで歩ける
・親からの簡単な問いかけに答えられる
・おしっこの間隔が2~3時間くらいあく
・おしっこやトイレに興味を持ち始めている
上記が必ずしも必要というわけではありませんが、できている方がトレーニングがスムーズに進むでしょう。
季節で言うと、薄着になる春から夏にかけてトイトレをするのがおすすめだとよく言われたりしますが、個人的には季節に関係なく「今だ!」と思ったら始めた方がいいと感じます。
子供がトイレに興味を持ち始めているのに、「春まで待とう」と思って後回しにしていたら大切なタイミングを逃してしまうかもしれません。
私自身の体験で、息子のトイトレをする時に本人の意欲が成功のポイントだと痛感したからこそ、タイミングというのはとても大切だと感じています。
トイレトレーニングの進め方
トイトレを始めるにあたって、まず最初に私が行ったのはトイレの念入りなお掃除から(笑)
大人だけで使用していた時と違って、幼児が入るとなるとあちこちベタベタと触るかもしれないので、どこに触れてもいいように床や壁、便座など、隅々までピカピカに拭き上げておきました。
私と違って普段から念入りにお掃除できている方は、もちろんこの項目は不要です。
さて、トイトレの準備はここからが本番。
補助便座を用意する
まず始めに用意する欠かせないアイテムは、補助便座です。
おまるでも大丈夫なのですが、補助便座の方が圧倒的にお手入れが簡単なのでおすすめです。
トイトレをする時って、親も時間や気持ちの面で余裕が必要になってくるので、少しでも手間や負担を減らしていくことがポイントだと思います。
補助便座はいろいろなメーカーからたくさん販売されていますが、我が家はこちらのアンパンマンの補助便座を購入。
購入した時の息子の年齢は1歳10か月だったのですが、かなり気に入ってくれたのでこのチョイスは大成功でした。
トイレに設置した時の雰囲気はこんな感じ。
何が素晴らしいって…このアンパンマンくん、中に電池が入れられるようになっていて音楽が鳴ったりおしゃべりしたりするのです。
パッケージではアンパンマンの顔が外側になるように座る写真になっていますが、お顔を内側に向けての設置も可能でした。
大好きなアンパンマンと向かい合ってトイレに座れるので息子は大喜び。
しかもボタンを押すと、アンパンマンが「おしっこ、うんち、ちゃんとできるかなぁ~?」とか、「がんばれ、がんばれ~!」とか、様々なパターンで励ましてくれるのです。
別のボタンを押すとセリフだけでなく音楽も流れてくるので、息子はトイレに座っている間自分でボタンを押しながらアンパンマンとの対話を楽しんでいます。
用をたす時に持ち手を握れるようになっているのですが、この持ち手が収納時にも役立っていて、我が家では使い終わったらこんなふうにタオル掛けにひっかけています。
狭い賃貸のトイレでも場所を取らずに補助便座を収納できているので、すごくお手軽です。
可愛いし、おしゃべりしてくれるし、かさばらないし、お手入れもらくちんだし、言う事なし。
お値段も3,000円程度でお手頃価格なところも嬉しい。
これから補助便座を買う方には是非おすすめしたいお品です♪
体が小さな子供は床に足が付かなくてぶらぶらしてしまうので、しっかり安定して座らせるためにステップを購入するのもおすすめです。
ステップがあるとうんちをする時に踏ん張りやすくなるので、補助便座とセットで用意してあげられるといいですね。
トイレがテーマの絵本や動画を見せる
次におすすめなのが、トイレがテーマの絵本や動画を見せる事。
親子で読んだり見たりしながら、今まであまり縁のなかった「トイレという場所」に興味をもってもらうということからトレーニングは始まります。
絵本なら「ノンタン おしっこしーしー」が簡単で可愛くておすすめです。
「しーしーしー なんのおと?」と耳に残るフレーズで、ノンタンシリーズの仲間たちが楽しくおしっこしている様子が描かれています。
シンプルな絵と楽しいリズムの内容なので、1歳前後から楽しめると思います。
動画ならしまじろうのトイトレ動画もすごくおすすめ。
こどもちゃれんじに入会すると様々なコンテンツを楽しめるようになるので、このタイミングで思い切って入会してみるのもアリですね。
パンツ(トレーニングパンツ)をはいてみる
おしっこで濡れた感覚がわかる「トイレトレーニングパンツ」は、トイレに行くタイミングをつかむのに役立つのでぜひ取り入れてみてほしいです。
布製のトレーニングパンツは、股布の厚さが3層・4層・6層になったものが主流で、我が家では一番分厚い「6層」のものを数枚購入しました。
デザインは息子の大好きな新幹線や働く車で、見た瞬間から息子は大喜び。
「おにいちゃんパンツ、早くはきたい!!!」と言って、おしっこに対する意欲が一気に湧いたらしく視覚的効果がとてもあったと思います。
最初の頃は何度か失敗してトレパンにおしっこがびっしょり…ということがありましたが、この可愛らしいパンツのおかげで何度も息子と私を救ってくれました。
ちなみにこの6層のトレーニングパンツ、洗濯したあとはこのように吸水層をずらして干せるようになっているんです。
トレパンってそもそも分厚いパンツなので乾きにくいという難点があるものの、この小技のおかげで乾きも良くなるんですよね…本当によく考えられていて初めて干したときは感動しました。
パンツが濡れたら着替えて、というのを日々繰り返していくうちに、だんだんと失敗することがなくなってきました。
特に気に入ったデザインのパンツをはいている時は、「汚したくない」という気持ちからやる気も芽生えていたので、是非ともトレパンは最初に導入してみてほしいアイテムだと思います。
ご褒美シールを用意する
特にシール好きの子供におすすめの作戦ですが、トイレが成功したり挑戦できたら渡す「ご褒美シール」があると効果的だと思います。
我が家が手に入れたのはダイソーで売られていたこちらのシールセット。
中にはシール台紙が3枚と、シールが大量についていました。
息子はシールが大好きで、さらに乗り物も大好きなので、このご褒美シールの効果が顕著に出た方だと思います。
トイトレ中期の頃に「おしっこはトイレでできてもうんちはオムツでしかできない」という時期があったのですが、このご褒美シールを導入したとたんに、あっさりとトイレでのうんちもマスター。
「シール貼りたいからトイレでうんちする!」と言って、張り切ってトイレに行くようになりました。
シール大好きマンなので、いまだに我が家のトイレには雑な感じでシール台紙が設置されています。もちろんシール貼りも現在進行形で継続中…。
シールは貼ってはがせるので、何度でも永久に使えてしまうという神っぷり。
毎回シールを貼ったあとで、なんて書いてあるのか読んであげていたところ、いつの間にか息子も自分で読めるようになりました(笑)
ひらがなの練習にもなって一石二鳥です。
子供って本当に単純というか素直なもので「トイレに行ったら良いことがある」と習慣づけることで、トイトレ成功の近道になるんですね。
踏み台付きの補助便座もおすすめ
すっかりトイレをマスターした息子(3歳)が現在使っているのがこちらのステップ付きの補助便座。
設置しておくと自分で階段を上り、自分で座って用をたすので親の負担がかなり少なくなりました。
素材はプラスチックなのでとっても軽いしお手入れもお風呂場で丸洗いできて超簡単。
使わないときはこのようにたたんで収納できる優れものです。
3歳にもなるとだいぶしっかりとしてきて、最近では設置も自分でやって片付けも自分でやるようになりました。
「よっこらせ」と抱っこして便座に座らせることがなくなったので買って良かったトイレグッズだと思っています。
まとめ
おむつは、ママが無理に外さなくてもいつか必ずはずれるもの。
親子でコミュニケーションを重ねながら、ゆっくりと見守っていけるといいですね。
我が家のトイトレの体験談はこちらで記事にしています▼