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協力すれば意外と簡単!我が家の手作りお食い初めメニュー

生後100日を祝う行事であるお食い初め。

この頃はまだ赤ちゃんのお世話だけでも大変で、お食い初めの準備をするのはきっともっと大変!そう思っていたのですが、家族で協力したら意外ときちんとした形になり、楽しむことができました。

義実家で行った、私たちのお食い初めを紹介したいと思います。

1.赤ちゃんの衣装を用意する

息子にはお祝いということで袴ロンパースを着せることにしました。妊娠中、お腹の赤ちゃんの性別が男の子だと分かった時に夫が舞い上がって買ったものです(笑)

買ったのは近所のベビー服ショップで3,000円ほどでした。

最近は袴ロンパースの他にも、タキシード風のロンパースもよく見かけますね。特にネットでは種類もサイズも豊富ですし、一着購入しておくと行事ごとで活躍するので便利です。

2.食器を用意する

お食い初めの儀式で必ず必要になるのが食器です。一般的には漆器や素焼きのものを使用し、高足の御膳とされています。器の色は男の子なら赤色、女の子なら黒色で用意します。

赤ちゃん本舗や西松屋などでもお食い初め用の食器が売られているようですが、お店に買い物に行くのが大変なので私はメルカリで食器を買いました。

たち吉のブランド食器で、定価13,200円のものが新品未使用でなんと送料込みで2,000円でした。メルカリはこういう掘り出し物に出会えるので楽しいですね。

余談ですが出品者の方から届いた際、食器が傷つかないようにとても丁寧に梱包されていただけでなく、購入者である私の息子への健やかな成長を願うメッセージまでつけてくださっていて感動しました。私も出品する際にはこうした丁寧な対応を心がけようと改めて思いました。

3.お祝い膳の用意

お食い初めの要になる部分ですね。基本的には献立は一汁三菜で、焼き魚(鯛)、赤飯、汁物、香の物、煮物を用意するとされています。

地域や家庭によってメニューは違ってくると思うのですが、我が家は以下6品を用意することにしました。

①鯛
②赤飯
③お吸い物
④紅白なます
⑤煮物
⑥タコ

①鯛の姿焼き

義父が魚屋さんで鯛を購入後、グリルで焼いてくれました。鯛は600円と意外とリーズナブルでした。お祝いなので尾頭つきで調理して、切り込みは入れませんでした。

②赤飯

義母が当日の朝に炊いてくれました。赤飯に使用されていたのはなんと義父が作った自家製の小豆でした。

③蛤のお吸い物

義母が作ってくれました。吸う力が強くなりますように。貝のようにぴったり合う良い伴侶に出会えますように、という意味が込められています。

④紅白なます

実母が用意してくれました。家にある材料でできるので簡単だったようです。

⑤煮物

お食い初めの前日に私が調理しました。息子が寝ている時間を使って、少しずつ小分けして飾り切りを終えました。

材料は息子の成長を願い、縁起のいいものを集めました。

たけのこ…すくすくまっすぐ育つように
レンコン…先を見通せるように
結びこんにゃく…良縁に恵まれるように
しいたけ…亀甲切りで長生きするように
里芋…子宝に恵まれるように

たけのこは水煮を使ったり、里芋は下処理済みの冷凍の物を使ったりと、少しでも時短を目指しました。下準備さえ完了したら、材料を鍋に投入して煮込む間は放置で大丈夫です。

タコ

お食い初めでタコを吸わせるのは主に関西での風習だそうですね。タコは夫が魚屋さんで300円ほどで購入してきました。ゆでダコなのでそのまま盛り付けるだけです。多幸がありますように。

歯固め石

一般的には丸い小石を1~2個程度と言われており、儀式で使用する際には1個用意すれば十分です。

お食い初めの数日前に夫が氏神様の神社へ行き、境内で拾ってきました。

直接口につけることがないとは言えそのままだと不衛生なので、几帳面な夫が消毒した後で念入りにやすりで削って数日間かけて石を磨き上げていました(笑)

お食い初め本番の直前に、義父に石に名前を書こうと提案され、夫が息子の名前を書きました。

梅干しと一緒に盛り付け、こんな感じになりました。

桜の器はダイソーで購入しました。石のように丈夫な歯が生えますように。梅干しのようにしわしわになるまで長生きしますように。

盛り付け

あーでもない、こーでもないと言いながら料理を丁寧に盛り付けていく夫。盛り付け方で印象がぐっと変わるので大役です。

完成

できあがったメニューがこちらです。

彩りもよく華やかになりました。食器の力がすごい気がします(笑)

4.お食い初めマニュアル

せっかくなのでお食い初めのオリジナルマニュアルなるものもパワーポイントで作ってみました。

お食い初めの前日に、袴を試着させたのでその時に撮った写真を表紙に入れてみました(笑)

内容はお食い初めの意味や、料理のお品書き、誰がどの料理を担当したのかなどを入れ、オリジナリティ感満載で仕上げました。

人数分を印刷し、ホッチキスどめする作業を前日の夜に夫と二人で行いました。

5.記念撮影

バウンサーに座らせて、お祝い膳と一緒に写真撮影です。

夫がダイソーでバルーンを買ってきたのでこれを持って全員でも記念撮影をしました。

いざ、実食

オリジナルマニュアルを見ながら義父が進行してくれました。

食べさせ役はその場にいる最年長の人と言われていますが、みんなで交代しながら食べさせるのもいいですね。あまりしきたりにこだわらずに、息子の様子を見ながら和気あいあいと儀式を終えました。

まとめ

意外と低価格で用意できた

料理のコストがかかったのは鯛、タコ、蛤、くらいでその他は冷蔵庫にあるものでできたので意外とお金がかかりませんでした。

その他は衣装代と食器代、あとはバルーンなどで飾り付けをするならその装飾代くらいでしょうか。

準備することに喜びを感じる

色々と準備するのは大変そうかなと思いきや、あれこれ言いながら家族で準備する時間が何よりも楽しかったです。

育児をしながら私一人で全部を準備するのはおそらく不可能でしたが、家族に協力してもらうことで実現させることができました。祖父や祖母たちも大好きな孫のために何かをすることは、煩わしいというよりはむしろ喜びを感じているようでした。

そんな、本人よりも家族が張り切って楽しんでいた我が家のお食い初め。

生後100日の息子にとっては何のことだかわからないでしょうが(笑)、将来大きくなったらみんなでこんなに愛情たっぷりでお祝いしたんだよ、と見せてあげたいと思います。

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はなママ

令和2年生まれの男の子を子育て中。 とある美容企業にて仕入れや企画のお仕事をしているワーママです。夫も激務でほぼワンオペ育児の為、1秒でも暮らしに余裕をもたらしてくれるものにはすぐに飛びつく生態です。

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