育児トラブル

【育児中のトラブル】ぎっくり腰になった時の対処法【体験談】

先日、生まれて初めてぎっくり腰になってしまいました。

特に重たい荷物を持ったわけでもなく、ただ何となく立ち上がった瞬間に突然ピキッと腰に違和感を感じるという、なんともあっけない出来事です。

他人事じゃない?!子育て中に襲ってくるギックリ腰の恐怖

私は普段から仕事で軽作業をしたり重たい荷物を持ち上げることもあるのですが、今まで特に腰痛を経験したことはありませんでした。

30代という年齢からもぎっくり腰などは無縁だとなんとなく思っていたのですが、その瞬間はある日突然やってきたのです。

いつも通り朝の身支度や朝食を済ませ、子ども(1歳)の食べこぼしが落ちた床を拭き終わり、さぁ立ち上がろうとした時に腰に「ピキッ」と違和感を覚えたのが事の発端。

ほんの一瞬のささいな出来事でしたが、その後から腰が砕ける程の激痛に襲われました。

海外では「魔女の一撃」と呼ばれていたりもするぎっくり腰。その呼び名の通り強い衝撃を受け、私はその場から身動きが取れなくなってしまいました。

ぎっくり腰の原因とは?

ぎっくり腰になる原因は実ははっきりと判明していませんが、主に以下のような理由が考えらると言われています。

①瞬間的な腰への負担

②慢性的な疲労による腰への負担

③睡眠や運動の不足

④ストレスなどの心的要因

これらの要因ですが、よく考えると全て育児中の人に当てはまるものではないでしょうか!?

オムツ替えや授乳、お風呂に入れる、ご飯を食べさせるなど、小さな子供のお世話は基本的に前かがみの作業が多く腰への負担がかかりがちです。

また、夜泣きで睡眠不足になったり、忙しさから運動不足になってしまったりと、ついついストレスがたまってしまいますよね。

ぎっくり腰になった時は「重い荷物を持ったわけでもないのになんで!?」と思ったのですが、よくよく考えると原因は全て当てはまることばかり。

子育て中のママにとって、ぎっくり腰は無縁のものなんかではなく、いつでも隣り合わせと言ってもいいのではないでしょうか。

ぎっくり腰になってしまった時の対処法

一度ぎっくり腰になってしまったら、一般的には1週間から2週間前後で自然に回復していくと言われています。

私の場合はぎっくり腰になってから3日間ほどは体を動かすのがかなり辛く、立ち上がったり歩いたりするのが非常に困難でした。

その後1週間から10日間ほどかけて徐々に痛みが和らいでいき、ようやく少しずつ体を動かせるようになっていったという感じでした。

痛みが強ければ病院へ!

小さい子供がいる場合はなかなか病院に行くことも難しいかもしれませんが、家族に預けるなどして時間を作って病院に行くようにしましょう。

腰痛が酷い場合は椎間板ヘルニアや他の病気になっている可能性もあります。

まずは整形外科を受診することで、検査をして適切な処置を受けることができます。

私の症状はレントゲンを撮ってみてもらった結果、予想通り「ぎっくり腰」という診断でした。(厳密には医学用語で言う「急性腰痛症」でした。)

ブロック注射を打つ治療法もありますが、今回はひとまず痛み止めの飲み薬と鎮痛作用のあるシップを処方されて診察終了となりました。

自宅に戻り痛み止めを飲んでシップも貼りましたが、残念ながら痛いものは痛い…。

何もしないよりはましだろうと言い聞かせていましたが、痛みが強すぎて全く効き目を感じませんでした…(笑)

家族に助けを求める

ぎっくり腰になってしまうと、いつも通りの日常生活をこなすことがかなり困難になってしまいます。

特に赤ちゃんや乳幼児がいる場合は、体が思うように動かず育児中に我が子を危険な目に合わせてしまうかもしれません。

子供の安全を守るためにも、とっさの行動が取れない間は遠慮している場合ではなく、他の家族に助けを求めた方が賢明でしょう。

コルセットを利用する

ぎっくり腰になってしまった場合、コルセットを巻くことで痛みが軽減され治りも早くなります。

私もコルセットを毎日利用することで、ほんの少しだけ痛みが軽減されました。

誰でも簡単に装着することができ、スポーツ用品店やドラッグストアなとでも市販されているので、すぐに対応できて即効性のある対処法です。

ワンオペ育児×ぎっくり腰の場合の対処法

幸い私の場合は車で来れる距離に頼れる親がいたのでなんとか乗り切ることが出来ましたが、近くに両親がいないという家庭もたくさんありますよね。(本当に毎日お疲れ様です…)

そんな場合は行政のサービスやプロの業者さんなど、頼れるものを全力で頼っていきましょう。

ファミリーサポートを利用

家族の協力を得るのが難しい場合は、地域で子育てを支え合う会員制のサービス「ファミリーサポート(ファミサポ)」を利用するのも一つの手です。

ファミリーサポート(ファミサポ)とは、育児を手伝ってもらいたい「依頼会員」と、育児を手伝いたい「提供会員」が参加し、地域で子育てを支えあっていくサービスです。

利用するにあたって事前の登録が必要なので、もしもの時に備えて登録を済ませておきたいですね。

家事代行・宅配サービスを利用する

子育てママにとっては安静に過ごすということが最大の難関でもあるかと思いますが、家事はできるだけ放棄して体を休めることを最優先しましょう。

家事代行サービスを利用したり、食事は一定期間だと割り切ってデリバリーで済ませるのもよいでしょう。

ぎっくり腰になったことを口実にして、様々なサービスを利用することで新たな発見をするいい機会になるかもしれませんね。

ネットスーパーを利用

ネットスーパーを利用すると、いつでもどこでもパソコンやスマホで注文可能。

かさばるトイレットペーパーや、重たいお米や調味料などもネットスーパーを利用すれば玄関まで届けてくれちゃいます。

指定の時間帯に配達してくれるので限られた時間を有効活用でき、家事の時短術にもなりますよ。

特にコープの宅配は質も良く便利すぎて、定期的に利用するようになりました。

ぎっくり腰はクセになる?!

一度ぎっくり腰を経験してしまうとクセになってしまい、何度も繰り返すことがあると言われています。

再発させないためにはぎっくり腰になった要因を少しでも減らすのが一番ですが、育児が原因の場合、作業をやめるわけにはいかないのでなかなか改善が難しいですよね。

育児をやめる以外の方法で、再発予防のために努力をする必要があります。

軽めの運動で再発予防

ぎっくり腰を予防するためには、腰を支えるための筋力アップ運動や、筋肉や靭帯を柔軟にするストレッチ運動が適しています。

腰に負担をかけずに筋力アップを目指すには、水中ウォーキングなどのアクアエクササイズがおすすめです。

ストレッチ運動はラジオ体操程度で十分で、筋肉をリラックスさせるイメージでゆっくり自分のペースで行うようにしましょう。

日常の動作にも要注意

かがむときや物を持ち上げる時は、腰だけを使うのではなくひざを曲げるくせをつけるようにしましょう。

イスに座る場合は、背あてに腰が付くまで深く腰掛けるようにします。

1時間に1度は立ち上がり、軽い屈伸運動で腰部の血流を良くするのもおすすめです。

また、急に伸びをしたり腰をひねるような動作は控えるように心がけましょう。

(伸びをすると腰がリラックスするように思えますが、急に行うと反対にぎっくり腰を引き起こす原因になってしまいます。)

まとめ

今回私は初めてぎっくり腰になったことで、今まで体験したことのない程の激痛に衝撃を受けました。

夫婦2人だけの生活ならなんとかこなせたかもしれませんが、そこに子供のお世話も加わると待ったなしで動かないといけないので毎日が試練続きでした。

私が弱っている間の家事育児をほとんど担ってくれた夫や両親には感謝してもしきれません。

これを機に、運動不足を解消するために産後ダイエットで通っていたパーソナルジムに再び通う決意をしたのでした。

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はなママ

令和2年生まれの男の子を子育て中。 とある美容企業にて仕入れや企画のお仕事をしているワーママです。夫も激務でほぼワンオペ育児の為、1秒でも暮らしに余裕をもたらしてくれるものにはすぐに飛びつく生態です。

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