ひよこクラブで「神アイテム35選」にも選ばれているおやすみたまご。
寝かしつけが楽になるという口コミも多く、気になっている方も結構多いのではないでしょうか。
「気になるけどもし買って効果がなかったらどうしよう…」と今現在お悩み中の方のために、実際に使ってみた感想や効果のほどをまとめてみたいと思います。
Contents
おやすみたまごの特徴は?
おやすみたまごは、スマイルケアジャパン社が販売している授乳クッション、兼、ベッドのこと。
内部に細かなビーズが入っておりママのお腹で丸くなっていたときのような自然なカーブを再現できるクッションです。
ぐっすりの秘訣はCカーブ
赤ちゃんは背中を伸ばしているよりも少し前かがみでカーブしている方が酸素が体内に入りやすく楽な姿勢と言われています。
おやすみたまごのCカーブは特許技術で、縦横に伸縮するオリジナルパイル生地・伸縮しない綿100%の生地の中で絶妙な量の極小ビーズが流動する設計。
赤ちゃんの体重をかけることにより寝心地の良いCカーブと包み込むような優しい壁を作り上げています。
NO MORE 背中スイッチ
極小ビーズがクッション内でなめらかに動くので、赤ちゃんの背中に優しくフィット。
ビーズ同士が擦れる音も少ないので赤ちゃんを安眠に導いてくれます。
ママのお腹の中で育った背骨の形Cカーブをそのままに寝かせることができるので背中スイッチが入りにくくなります。
授乳からそのまま寝かしつけができる
おやすみたまごは授乳クッションとして使用した後、そのままおろしてCカーブベッドになるように、育児導線を考えて作られています。
授乳中に飲み疲れて眠ってしまう赤ちゃんや、授乳後ゲップが出ずせっかく寝た赤ちゃんを起こしてしまうことはよくありますが、おやすみたまごを使うことで寝かしつけがスムーズになります。
おやすみたまごの種類
おやすみたまごはいくつかの種類が展開されているので、簡単にご紹介します。
①おやすみたまご
一番ベーシックなタイプです。
購入しようかどうかを迷っている方はとりあえずこちらを購入してみるのがいいと思います。
私が購入したのもこのシンプルなおやすみたまごです。
②おやすみたまごプラス
おやすみたまごプラスは、おやすみたまごの多機能バージョンです。
真ん中にファスナーがあるのが特徴で、チャックで2分割できるので、授乳クッションとして以外にも様々なアイテムになります。
ベビーソファとして利用したり、寝返り防止クッションとして利用したり、妊娠中のママの抱き枕として利用したりも可能です。
特に双子育児をされる方にとってはおやすみたまごプラスはとっても強い味方なります。
しっかりと高さがありママの胸元まで届くので、双子ちゃんに同時に授乳ができるという優れものです。
2人同時に寝かせることやお座りさせることも可能になるので、双子ちゃんの場合は最初からおやすみたまごプラスを購入するのがおすすめです。
③おやすみたまごBIG
おやすみたまごBIGは、ベーシックなおやすみたまごの特大版で、対象年齢が生後6ヶ月以上になっています。
大は小を兼ねると思いがちですが、新生児〜生後5か月の小さな赤ちゃんの場合、BIGでは体が沈みこまずうまくCカーブが作れないので要注意です。
生まれてからしばらくは通常のおやすみたまごを使用して、気に入ったら後々BIG版を購入するのが良さそうですね。
おやすみたまごの使い方は?
おやすみたまごの使い方はとってもシンプル。
①おやすみたまごの上面をギュッギュッと押して、Cカーブを作る
②赤ちゃんを抱っこであやしながら寝かしつける(これが実は一番大変。笑)
③赤ちゃんが眠ったら、そぉ~っと静かにおろす
ちなみに、我が家ではおやすみたまごの上にバスタオルを敷いて使用することが多いです。
おやすみたまごの中の小さなビーズがママのお腹の中にいた時の姿勢「Cの字背骨」に近づかせ優しく包むので、赤ちゃんの情緒も安定するため、ぐっすりねんねしてくれるという理屈です。
また、ちょっとアレンジをきかせた使い方としてこのようにクッションの側面を使うのもアリだと思います。
側面を使うと傾斜をつけやすいので、頭を高くして授乳後の吐き戻し防止にもなる座り方です。
授乳後にお腹いっぱいになって、この姿でまどろんでいる姿を見るのもなかなか幸せなひととき…(笑)
おやすみたまごの効果は?
肝心の効果についてですが、結論から言うと我が家の息子は上記のやり方で寝かしつけ、7~8割ぐらいの確率でぐっすり眠ってくれるようになりました。
どうしてもダメな時もあるので、その際はもう一度抱っこして寝かしつけてから再び挑戦するか、仕方なく抱っこのまま寝かせています。
ただ、普通のベビーベッドに寝かせた時はほぼ毎回背中スイッチが発動してほとんど寝てくれなかったので、大いに効果が出ていたと思います。
そしておやすみたまごでの寝かしつけに成功した時には2~3時間ぐっすり眠ってくれるので私も隣で一緒に眠って体を休めることができたので本当に助かりました。
生後2ヶ月頃
この頃の息子は日中、おやすみたまごで寝ているか、バウンサーでくつろぐか(持って5分くらい)、私が抱っこしているか、この3パターン(主に2パターン)のどれかでした(笑)
おやすみたまごで寝ている我が子をこうして夫婦で眺めるのが癒しの時間でした。
1日の間で寝たり起きたりを何度も繰り返すので、おやすみたまごは第二のママと言っても過言ではありません(笑)
生後5ヶ月頃
貫禄ある寝相になりましたが、手を上げて寝るのは新生児の時から変わらず(笑)
少し足がはみ出してきているので、お役目終了の時が近づいているのかもしれません。
頭の形もキレイと言われるように
これは副産物的なものだったのですが、息子は頭の形が綺麗と言われるようになりました。
「どんな枕を使ってる?」と聞かれることが多いのですが、正直言って枕は使っていません…
たぶんおやすみたまごのおかげです。
おやすみたまごを使用した感想
赤ちゃんを置くだけで寝てくれるというクッションではない
赤ちゃんを抱っこで寝かしつけた後でおやすみたまごに置くとぐっすり眠ってくれますが、眠る前から置いても赤ちゃんは泣きわめくだけでセルフねんねしてくれるということはありませんでした。
あたりまえと言えばあたりまえなのですが、「寝かしつけ神アイテム」という言葉に期待しすぎてはいけないなと思いました(笑)
持ち運べるところが便利
おやすみたまごは軽くて簡単に持ち運ぶことがてぎるので、部屋を移動して色々な場所で使用することができます。
寝室で使ったり、リビングで使ったり、ワンオペ風呂のお供として洗面所で使うことも可能です。
時には赤ちゃんを寝かせたままおやすみたまごを移動させることもありますが、息子は敏感なので起こしてしまうリスクが高く、成功すればラッキーな方です(笑)
産まれる前に買っておいたら良かった
赤ちゃんの動きが活発になってくると、おやすみたまごの上で大人しくおさまってくれなくなってくるので、成長するにつれて使う頻度が減っていきます。
特に生後すぐ、新生児の時が1番重宝すると思うので、出産前に用意しておけば良かったなぁと後悔しました。(産まれたばかりの赤ちゃんがこんなに寝ないだなんて知りませんでした…)
おやすみたまごはいつまで使える?
おやすみたまごを使えるのは新生児〜生後8ヶ月頃までと言われています。
おやすみたまごのサイズが平均的な8ヶ月の赤ちゃんの身体に合わせて作られていることからこう言われていますが、個人的には正直Cカーブが必要なのは生後3ヶ月くらいまでかな?と思います。
生後3ヶ月というと短い期間のようにも思えますが、産まれたての赤ちゃんにとっても、ママにとっても、この3ヶ月は長くてとにかく濃密です。
我が家では洗濯する間も惜しんでおやすみたまごを酷使していたので、もしなかったらどうなっていたかと考えるとゾッとします(笑)
生後4ヶ月以降からはだんだん背中スイッチも作動しにくくなってきた感じはするのですが、眠る場所として定着してしまった面もあり、生後半年を過ぎてもおやすみたまごでお昼寝させたりしています。
あとは私と夫で取り合いしながら枕として使ったり、実家の母が我が家に来た時はおやすみたまごを座布団代わりにして座っています(オイオイ…)。
そう言った意味では今後もずっと使い続けるでしょうし、家族みんなで使っているのでもう十分元は取ったように思います(笑)
おやすみたまごで夜も寝かせてもいいの?
公式には夜の使用については明言されていないのですが、おやすみたまごからの落下を防ぐために寝返りをするようになったら夜間の使用はやめた方がいいかと思われます。
我が家では生後3ヶ月頃まではおやすみたまごをベビーベッドにして寝かせていました。
赤ちゃんの体はおやすみたまごにうまくフィットしているので変な態勢になることもなく、いつ見ても仰向けで特に危険な目にあうことなく眠ってくれました。
生後4~5ヵ月頃になると、私と同じ布団で添い寝をする方がよく眠るようになったので、夜間はおやすみたまごを使用しなくなりました。
またちょうどこの頃から寝返りをするようになったので、昼間でも目の届く範囲で使用するようになりました。
妊娠中から普通のベビーベッドも組み立てて用意していたのですが、うちの子は真っ直ぐなベビーベッドでは本当に寝てくれなくて、最終的にはただのオムツ交換台になっていました(笑)
おやすみたまごで窒息や事故の可能性はある?
おやすみたまごを使用して窒息死事故する可能性は、ゼロではありません。
ですがこれはおやすみたまごが危険という意味ではなく、普通の布団に寝かせていても同じくありえることだからです。
実際のところはおやすみたまごで窒息死した事例は今までにおきていないので、必要以上の心配はしなくても大丈夫です。
赤ちゃんへの安全性を配慮
特殊な生地の組み合わせ方により中のビーズの横流れを防いでくれるので、クッションは型くずれしない構造になっています。
そのため赤ちゃんがクッション内に埋もれることもなく、安心して寝かせることができます。
おやすみたまごは他のクッションで代用できる?
例えば、おやすみたまごの代用として思い浮かぶのが無印の「体にフィットするソファ」です。
中にはおやすみたまごと同じようにビーズクッションが入っているので、 赤ちゃんの背中スイッチの発動を抑えるという点では同じ効果が期待できます。
しかし、そもそも大人用のソファなのでサイズも大きく、乳幼児への安全性の保障がありません。
小さな赤ちゃんだと体が埋もれて窒息してしまう恐れがあります。
ソファの取扱説明書にも「商品全体が柔らかいため、商品の上に乳幼児を寝かせないでください。」との注意書きがあります。
値段もなかなか高価なので、おやすみたまごの代用として使うにはおすすめできません。
元々無印のソファを持っている場合は代用するのもありですが、その時はお子様から目を離さず、自己責任で使用しないといけませんね。
おやすみたまごのお手入れの方法は?
おやすみたまごは「クッション・クッションカバー・中に入れているエアメッシュ(オプション)」と、それぞれパーツごとに分けてお手入れすることが可能です。
我が家のお手入れ方法は以下の通り。
・クッションカバー→洗濯機OKなのでネットに入れてガンガン洗濯
・エアメッシュ→洗濯機の使用が不可なのでさっと手洗い
・クッション→天気のいい日に天日干し
お手入れ自体はそんなに面倒ではないのですが、おやすみたまごがない間に息子を寝かせるのが大変なので、夫がいる時でないとお手入れできません。
理想は2~3日に1回は洗濯したいところですが、実際は月に数回程度のお手入れ頻度というのが実情です。
我が家では基本的にバスタオルを敷いておやすみたまごを使用しているので、多少お手入れできない日が続いても、バスタオルさえこまめに洗濯していれば清潔さは保てているかと思います。
おやすみたまごはどこで買えるの?
おやすみたまごは西松屋、アカチャンホンポ、ベビーザらスなどでは販売されておらず、楽天市場などのネット通販のみで販売されています。
おやすみたまご
おやすみたまごプラス
人気のセット購入品「ママ代行ミルク屋さん」
ママ代行ミルク屋さんは、おやすみたまご本舗でおやすみたまごに並んで人気のクッションです。
哺乳瓶を固定できるので、ママが哺乳瓶を持たなくてもハンズフリーでミルクを飲ませることができるという画期的なアイテムです。
楽天の「授乳用品・ベビー用食事用品」部門でも1位になりました。
特に双子ちゃんや三つ子ちゃんなどの多胎児家庭には必需品と言われているくらい大人気です。
おすすめは「ふるさと納税」で購入
おやすみたまごは兵庫県小野市のふるさと納税の返礼品になっているので、時間に余裕のある方は利用すると断然お得です。
品切れになっていることもあるくらい人気で、難点としては届くまでに時間がかかる(平均約1か月)こと。
出産直後から使いたい方は、妊娠中から早めに申し込んでおくのがおすすめです。
まとめ
おやすみたまごは「寝かしつけてくれるアイテム」ではありませんが、背中スイッチを発動しにくくさせるという点では大いに効果があるアイテムだと思います。
クッションとしてのお値段は少し高かったのですが、私は購入したことを1ミリも後悔していません。
育児をしていく上で、疲弊していると人を思いやったり愛する気持ちがどんどんそぎ落とされていってしまいます…。
育児が楽になるアイテムは積極的に取り入れて、少し余裕ができたら赤ちゃんとのスキンシップもより色濃くできるようになるのではないでしょうか。