ワンオペ育児の中でも特に大変なのがワンオペ風呂。
我が家は夫の帰宅時間が遅く、毎日必ず1回はやってくるお風呂の時間に1人で悪戦苦闘しながらなんとか乗り切っています。
今回は我が家のワンオペ風呂のやり方と、あると助かる便利グッズを紹介したいと思います。
Contents
生後1ヵ月頃~寝返り前まで
生後1か月を過ぎると沐浴も終わり、いよいよ大人の浴槽デビュー。
ワンオペで一緒にお風呂に入る際に、我が家ではざっくり言うと以下の流れで作業をすすめていきます。
①赤ちゃんを安全な脱衣所で待機させておく
②自分の体を素早く洗う
③赤ちゃんの体を洗う
④一緒に湯船につかる
言葉で言うのは簡単ですが、これだけの流れを小さな赤ちゃんとたった2人でこなすのはなかなか大変です。
実際は様々なグッズに助けてもらいながらこなしているので、細かい流れと合わせてご紹介していきたいと思います。
①事前準備
まず一番最初に、お風呂から上がった時の準備をしておきます。
脱衣所に全てセットしておきたいところですが、我が家は脱衣所が狭いのでバスタオル以外はリビングにセットしています。
おむつ、着替え、ケアセット(保湿ローション・ベビー綿棒・塗り薬など)を、使用する順に広げていきます。
事前準備は簡単なことですがワンオペ風呂では一番重要なポイントと行っても過言ではないと思います。
②赤ちゃんをバウンサーで待機させる
服を脱がせてオムツのみの状態で赤ちゃんをバスタオルでくるみ、脱衣所に置いたバウンサーに乗せます。
便利グッズ①ベビービョルン バウンサー
我が家でも愛用しているベビービョルンのバウンサー。
安全で、頑丈、持ち運べて言うことなし。
メッシュタイプは多少お湯や水がかかって濡れてしまってもすぐ乾くので最強です。
③自分の体を洗う
お風呂の扉を半開きにして、赤ちゃんの顔を見ながら素早く自分の体を洗います。
赤ちゃんにはおもちゃを持たせていますが、退屈そうにしていたり機嫌が悪くなりそうなら、話しかけたりあやしながら洗います。
④赤ちゃんを洗う
バウンサーから赤ちゃんをおろし、オムツをはずして赤ちゃんの体を洗います。
便利グッズ②ひんやりしないおふろマットR
赤ちゃんをこのマットに寝かせれば、まだ首や腰が座っていないふにゃふにゃの体もしっかり安定するので、あせもができやすい場所も丁寧に洗ってあげることができます。
材質はほんのり温かい発泡素材でできていて、赤ちゃんが寝かせられたときにヒヤっとしません。
マットのくぼんだところにお湯をはることもできるので、冬場でも赤ちゃんが寒くならないという優れものです。
手入れはさっと流してお風呂に立てかけておくだけ!水はけが良くカビも生えません。
これは手間いらずで本当に買ってよかった育児グッズです。
便利グッズ③くまさんシャワーフック
赤ちゃんとのお風呂での地味に困るシャワーノズルの置き場所…
シャワーノズルを大人にピッタリの高い位置ではなく、低い位置で使いたい時に便利なのがくまさんシャワーフックです。
くまさんシャワーフックは浴槽の外側などにつけると、赤ちゃんを洗うのにちょうどいい高さになるという画期的なアイテム。
吸盤式なので、取り付け・付け替えが簡単にできてかなり役立ちます。
シャワーが低い位置にあるので、お湯の跳ね返りが小さくなるのもお気に入りポイントです。
⑤一緒に湯船につかる
体を洗い終わったら2人で湯船につかります。
うちの子は湯船が好きなので、見つめ合いながらお湯につかるのがワンオペ風呂の工程の中で唯一の癒しタイムです。
便利グッズではなくお楽しみグッズ!スイマーバ
赤ちゃんと一緒に湯船に浸かりながら、可愛い姿で癒されちゃいます。
赤ちゃんの水中エクササイズにもなるので、たっぷりと疲れてもらってたっぷりと寝てもらいましょう(笑)
ふと目を離したすきに赤ちゃんの首から浮き輪が外れて溺れる可能性があるため、ママが髪や体を洗っている間に赤ちゃんを1人で待たせるためにスイマーバを使うのは、絶対にやめましょう。
⑥湯船を出てバスローブを着る
湯船から出た後は赤ちゃんをベビーバスタオルで軽く包みバウンサーに置き、それと同時に自分の体をさっと拭いて(時には拭かずにそのまま)バスローブを着ます。
便利グッズ④フード付きベビーバスタオル
さっと羽織らせるだけで赤ちゃんを湯冷めから守ってくれるのでかなり重宝します。
便利グッズ⑤バスローブ
バスローブは衣料品ですが子どもが生まれてから私にとってはなくてはならない育児グッズになりました。
素材はしっかり吸水してくれて、乾くのが早いものを選ぶことをお勧めします。
高級ホテルにあるような分厚くてふかふかの物は必要ありません。
かと言って、あまり安いと糸くずが出てきやすかったりして手入れが大変です。
忙しいワンオペ育児の必需品だからこそ、ここはケチりすぎない方がいいと思います。
⑥パックをする
お風呂あがりは自分の肌の保湿ケアをしたいところですが、ワンオペ風呂の時はもちろん後回しに。
その代わりにパックをすることで顔がカピカピになるのを防いでいます。
便利グッズ⑥サボリーノ
サボリーノは1枚貼るだけで①化粧水、②乳液、③美容液、④クリーム、⑤パックの5つの役割を果たしてくれます。
マスク1枚で夜ケアができるのでサボリーノというネーミングなんですが、私的にはさぼっててるんじゃなくて、忙しいから使ってるんですけどっ!と、いつも心の中で突っ込んでます(笑)
⑦赤ちゃんの体を拭く
バウンサーからバスタオルごと息子を抱きかかえ、リビングまで連れて行き体を拭きあげます。
拭き終わったら保湿ローションを塗り、必要なら耳掃除や軟膏の塗布など赤ちゃんのケアを適宜して、オムツをはかせて服を着せます。
私は赤ちゃんのケアセット(ベビーローション、ベビー綿棒、薬、オイル、コットン、爪切りなど)を救急箱くらいの大きさのケースにひとまとめにして入れています。
こうしておくことで部屋を移動するときも楽々持ち運べますし、忘れ物や紛失を防ぐこともできます。
⑧授乳する
ミルクを飲ませて赤ちゃんの水分補給をします。
⑨落ち着いてから自分が着替える
パックをはずして自分が着替えます。
赤ちゃんのお世話をしている間にしっかりパックで保湿されお肌がプルプルになっています。
⑩後片付け
お風呂場、脱衣所、タオル等を片付けます。
自分と赤ちゃんのことで精いっぱいなので、後で冷静になってから見ると地獄絵図のようになっていることも多いです…
たまに⑨までで力尽きている時は夫の役目です(笑)
お座りができる
お座りができるようになると、ワンオペでの赤ちゃんとのお風呂の手順が減りほんの少しだけ楽になってきます。
今までのように脱衣所で赤ちゃんを待機させておくことはなくなり、浴室内でバスチェアに座らせておくようになりました。
便利グッズ⑦アンパンマン コンパクトおふろチェア
大人気のアンパンマンバスチェアです。
セーフティーバーに3種類のおもちゃが付いているので、赤ちゃんが楽しく遊んでいる間にママが自分の体を洗うことも可能です。
便利グッズ⑧ふかふかベビーチェア
ビニール製で、空気をいれて膨らませて使うタイプのベビーチェアです。
プラスチック製のバスチェアと違って、やわらかい空気層で赤ちゃんを優しく包んでくれるような安心感があります。
小さく折りたためるので、使わなくなったときの処分に悩むことがないのもポイントです。
似たようなアイテムでこちらも人気です。
便利グッズ⑨スイマーバ マカロンバス
マカロンバスは子どもが暴れても倒れない安定性があり、約5リットルという少ない水でも子どもが肩まで浸かれるという優れものです。見た目が可愛いのでママのテンションがちょっと上がります(笑)
バスチェアがあると安心して赤ちゃんを待機させることができるので、この頃から自分自身の体を洗える時間が少し増えました。
つかまり立ちができる
つかまり立ちができると、赤ちゃんは体のバランスを取れるようになるので、より楽にお風呂を楽しめるようになってきました。
ですがその反面、浴槽内での転倒や溺水の危険度が上がり、事故が起こらないように注意することが最重要になってきました。
この頃になるとバスチェアーは不要になる反面、必要不可欠となったものがこちらです。
便利グッズ⑩【パパジーノ】お風呂マット 吸盤付きノンスリップバスマット
赤ちゃんがお風呂内で滑って転ばないように作られた、滑り止めのお風呂マットです。
お湯を張った上からでもマットをしっかりと抑えつければ、吸盤がくっつくため便利です。
便利グッズ⑪湯船マット
湯船で滑らないように敷くマットです。
何もないよりは絶対にあった方がいいと思います。
便利グッズ⑫おふろで遊べるおもちゃ
うちの子はこれでかなり遊んでくれます。
滑り止めマット+お風呂の壁でペタペタ遊び…これがあるおかげで、時間を稼いで私の体をあらうことができています。
まとめ
以上が我が家のワンオペ風呂のやり方と、便利グッズの数々です。
月齢に応じて必要なものは変わっていきますが、安全に入浴をすませたいと思う気持ちはいつも同じです。
小さくてか弱い赤ちゃんがケガをしないように、また風邪をひかないように、細心の注意を払いながらお風呂に入れるので、毎回終わったらどっと疲れています(笑)
お風呂上りはとにかくバタバタでとても人さまには見せられないような格好で必死になっていますが、かたやさっぱりして「ふぅ~っ!」と満足気な顔をしている息子の様子を見ると幸せを感じます。
みなさんも便利グッズを取り入れながら、赤ちゃんとの入浴タイムが有意義な時間になるといいですね♪