妊婦さんの中で上位のお悩みランキングに入ってくる妊娠線。
別名“ストレッチマーク”とも呼ばれている妊娠線ですが、できることなら作らずに出産を迎えたいですよね。
今回は妊娠線予防の方法と、おすすめの予防アイテムをまとめてご紹介したいと思います。
Contents
妊娠線はなぜできるの?
出産を経験した人に尋ねると「妊娠線ができた」という話をよく聞きますが、誰しもが必ずできるというわけではありません。
では妊娠線ができる人と妊娠線ができない人とでは、一体何が違うのか。。。
妊娠線ができる原因は大きく分けて2つあると考えられています。
①皮膚の急激な伸びに追いつかず起こる
お腹が大きくなると、皮膚の表面もお腹の変化に合わせて伸びていきます。
でもその下にある真皮と皮下組織は伸びにくいため、表面の伸びに追いつけないと裂けてしまい、妊娠線ができるのです。
②妊娠中に多く分泌されるホルモンの影響を受ける
妊娠中にはステロイドと、コルチゾールという2つのホルモンが多く分泌されます。
この2つのホルモンがコラーゲンの生成を妨げ、真皮のターンオーバーを抑制する働きを行うのです。
真皮のターンオーバーを抑制するということは、すなわち肌のハリや弾力も失われ断裂が起こりやすくなるという悪循環。
できるだけお肌へのダメージは避けたいというのが女性のさがですよね。
妊娠線ケアはいつからするの?
妊娠線が最もできやすいのは8か月頃ですが、予防のためには遅くともお腹が大きくなり始める5か月頃にはケアを始めておくのがおすすめです。
さらにもっといいのは妊娠初期からケアを始めておくことですが、妊娠初期はつわりがひどかったり体調が不安定な方も多いので、体に負担のない範囲で始めてみてください。
妊娠線を予防するためのポイント
①体重の急激な増加を防ぐ
皮下脂肪が急激に増加すると、妊娠線ができやすくなってしまいます。
過度な体重増加は妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などのリスクも高めてしまうため、健康のためにも適度な体重増加のスピードを保つようにしましょう。
②できやすい部分をスキンケア&マッサージ
妊娠線は乾燥するとできやすいので、クリームやオイルなどでしっかり保湿をすることが大切です。
さらに伸びがよくなるようマッサージもするとよいでしょう。
妊娠線予防のクリームは何でもいい?
妊娠線ケアコスメはなんでもいいというわけではなく、「肌への負担が少なく、優しい成分でしっかり保湿できるもの」を選ぶのが大切です。
必ずしも専用のものでなくても大丈夫ですが、専用に作られている妊娠線ケアクリームは成分にこだわっている商品が多いため、口コミ評価の高い専用アイテムを検討してみるのもオススメだと思います。
妊娠線予防のおすすめアイテム(部門別)
定番
ナチュラルサイエンス ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム
デリケートな肌にうれしい無香料・無着色・低刺激処方の大人気のボディケアクリーム。
口コミでも常に話題で、ママたちから長年にわたり支持され続けています。
ぬるだけでマッサージ不要の手軽さも魅力のひとつ。保湿力が高いので乾燥対策のボディクリームとしても使うことができます。
アロベビーフォーマム ボディマーククリーム
「アロベビーフォーマム ボディマーククリーム」は赤ちゃんと一緒に使えるよう、天然由来成分を多く使用した妊娠線予防クリーム。
べたつきの少ない塗り心地ですが、長時間潤いをキープしてくれる優秀な商品です。
アロベビーの商品は開発から生産まですべて国内で行っています。
ベタつかないからすぐに服が着られるし、 優しい柑橘系の香りがリラックスできます。
ミテラオーガニクス ボディケア クリーム
ミテラオーガニクスの妊娠線予防クリームは、皮膚科専門医が監修している人気商品。
肌への安全性を追求し、国の基準をクリアした工場で大切に生産されています。
弱酸性・低刺激・無添加の安心処方。
産後は赤ちゃんと一緒に使うこともできます。
カサつきだけじゃなくくすみケアもしてくれるので、妊娠線予防と一緒に美肌対策もできるという優れもの。
WELEDA マザーズボディオイル
100年以上の歴史と独自の哲学を継承し、世界50か国以上で愛され続けているヴェレダ。
ヴェレダのママケアシリーズは、ドイツ助産師と薬剤師の声をもとに開発しています。
高品質のアーモンドオイルや小麦胚芽オイル、アルニカのエキスでハリを与え、肌を整えます。
オイルなのにべたつきにくく伸びも良いという総合的にバランスの取れた商品で、産後の肌の引き締めケアや保湿ケアにもおすすめ。
ママニック マタニティクリーム
ベタつかずさらっとした使用感でお肌をやさしく潤す“無添加マタニティクリーム”。
ヒアルロン酸やコラーゲンに加え、アミノ酸・セラミドも配合されており、保湿成分が豊富に含まれています。
成分だけではなく、無添加処方にもこだわったマタニティクリームです。
コスパがいい
mamacharm ママクリーム
武内製薬の「Mamacharm ママクリーム」は、300gと大容量の妊娠線予防クリーム。鉱物油・パラベンフリーなど、無添加にこだわった商品です。
シア脂やホホバ種子油などの油性成分も豊富に含んでいて、高い保湿力を発揮しますが1gあたりの値段は10円とかなり安く、継続して使いやすい妊娠線予防クリームです。
AMOMA マタニティオイル 妊娠線オイル
こちらはオイルタイプの妊娠線予防アイテム。
全て植物性のオイルと精油を原料とし、安心かつ保湿性が高いです。
大容量でコスパ抜群なので、お腹だけでなくお尻や太ももにもおしみなく使用できます。
コスパだけでなく保湿力、品質、使用感全てがバランスよく高評価で、人気の高さから、様々なメディアに取り上げられています。
注意事項:精油が含まれているため、小さなお子様へのご使用はお控えください。
ALLNA ORGANIC BABY マタニティクリーム
「ALLNA ORGANIC BABY マタニティクリーム」は、2021年3月に販売が開始された妊娠線予防クリーム。
パラベン・鉱物油・着色料不使用など、無添加やオーガニックにこだわりのある商品です。
とろりとした水っぽいテクスチャで、全身に素早く塗り広げられるのもメリットです。
時間をかけずにボディケアをしたい人にはおすすめです。
お肌がきれいになるクリームとしてじわじわ人気沸騰中で、塗り心地もかなりいいです♪
保湿力が高い
モナマミー(MONAMAMMY) はぐくみプラス
モナマミーは、保湿と肌サイクルに着目して作られているところが特徴的な妊娠線予防クリームです。
ココナッツ、アルガン、シアバター、オリーブの四種類の保湿系自然派オイルに加え、ソメイヨシノ葉エキスやシラノール誘導体など、肌荒れの防止や潤いなどに役立つ成分が多数配合されています。
妊娠線の予防はもちろんですが、普通のボディクリームとして使用したり、出産後に子どもの乾燥ケアの為に使用したりすることも可能なので、無駄になる心配もありません。
マドンナ オーガニックマドンナ ボディセラムスーペリア
マドンナは1977年の創業以来、妊婦さんの肌の変化や特徴を徹底的に調査、肌への効果を高めるため、水を一切使わずオーガニック配合基準を高めたスキンケアブランド。
セラムスーペリアは日本人の肌のためにつくられた、オーガニック保湿成分 95% 配合のクリームです。
保湿効果のあるアロエベラ葉水がベースとして使われているほか、シア脂やホホバ油などの植物油脂も配合。
とろけるようなテクスチャーで、産後は赤ちゃんの保湿やフェイスのエイジングケアとしても人気です。
マタニティクリーム ははこ
容器の見た目が和テイストになっており、純国産のクリームとなっているところが特徴的な妊娠線予防クリームです。
麻布化粧品の「マタニティクリーム ははこ」は、保湿力のある糀を使用した妊娠線予防クリーム。国産の原料を使用しており、産後は赤ちゃんと一緒に肌を保湿できます。
プラセンタやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分に加え、コメヌカ油などの油性成分も配合しており、長時間肌のうるおいをキープできるでしょう。
刺激の強い成分もほとんどなく、肌にやさしい妊娠線予防クリームです。
少しこっくりとしたクリームで、スムーズに塗り広げられます。
ギフト向け
ベルタマザークリーム
「ベルタマザークリーム」は、無着色・無香料かつ、鉱物油フリーの妊娠線予防クリーム。赤ちゃんと一緒に使うことも可能です。
コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどに加え、アミノ酸系の保湿成分も多く含まれています。
やさしいシトロンのような香りはひかえめで、妊娠中でも使いやすい印象です。
ご懐妊ギフトや、ご褒美ケアとしてもおすすめ♡
ジョンマスターオーガニック エルバビーバ ST マーク クリーム
1996年にカリフォルニアで誕生したエルバビーバは、ママと子どものケア商品として、ギフトとしても人気のブランドです。
STマーク クリームはベースのアロエベラ液汁という成分が保湿効果を持っていてスーッと肌になじみ、しっかり潤してくれるクリーム。
妊娠などの敏感な変化にもやさしく作用するオーガニック成分でつくられているので、気軽に使うことができます。
ワコール マミィエモリエントクリーム
「マミィエモリエントクリーム」は、女性用の下着ブランドとして有名なワコールが販売している妊娠線予防クリーム。
バストとお腹の皮膚に適度な油分を補給し、みずみずしく柔軟性のある肌を保ってくれるクリームです。
お風呂上りに指先で1カ所にパール1粒程度伸ばすだけで十分な保湿力があります。
気になる部分になじませるだけでマッサージ不要なのもポイント。無香料なので、香りに敏感な方も安心して使えます。
1gあたりの値段に換算するとかなり高価なクリームですが、プレゼントで喜ばれます♡
CLARINS ボディパートナー
妊娠線ケアのアイテムとして定評のあるクラランス。
高い保湿力がありながら、マッサージに適したなめらかな感触で、さらりと肌になじみます。
パッケージはポンプ式のエアレスチューブで、最後まで清潔に使える他、リサイクルプラスチックを使用しており、使いやすさだけでなく環境にも配慮しています。
NOCOR ノコア ファーストケアセット
妊娠中のお肌を研究し続けるノコアが、「絶対に妊娠線をつくりたくない!」というママたちの声に応え開発した、すっと肌に馴染むマタニティオイルとクリーム。
ノコアは妊娠線・肉割れ肌の「ダメージの深さ」に着目し、ブースターオイルで肌の状態を整えて、クリームをしっかり角質層まで浸透させる「2stepケアプログラム」を開発。
入浴後にオイルを手のひらで温めて塗りながらマッサージして、その上から手のひらで温めたクリームを塗るという方法です。
モンドセレクション7年連続金賞受賞商品というお墨付きのアイテムで、出産祝いとしてプレゼントしても喜ばれます!
すでに妊娠線・肉割れができてしまった方にはこちらのセットもおすすめです。
ノコア浸透ケアセット
まとめ
妊娠してから出産するまでは長期間なので、ケアを継続することが一番のポイントだと思います。
普段は面倒くさがりな性格の私でも、特に好きなクリームに出会ってからは、毎日欠かさずにケアすることができるようになりました。
お腹の赤ちゃんを優しくなでながら、いい香りに包まれて保湿ケアをする時間は、とっても癒される幸せな時間に変わったのです。
今はたくさんの妊娠線ケアのクリームが出ているので、是非色々試してみて自分に合うものを探して癒しのマッサージタイムを楽しんでみてください。
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