妊娠〜出産

妊娠から出産まで、私の十月十日の記録。

一般的な妊娠期間として「とつきとおか」と言われたりしますが、この期間中は女性でしか経験することのできない貴重な体験がたくさん待ち構えています。

初めて妊娠がわかった時の感情はどうだったのか、性別がわかったのはいつだったのかなど、私が妊娠期間中に感じたことや日々どのように過ごしていたのかをまとめてみたいと思います。

出産までの体調・体形の変化は?

妊娠3ヶ月(妊娠8〜11週)

妊娠発覚

最初に妊娠した事に気が付いたのは生理予定日を過ぎて1週間ほどたった日のことでした。

直近で友達との旅行を控えており(日本酒を飲みまくるツアー)、生理がこないので念の為妊娠検査薬でチェックしてみようと思った結果、陽性が出てトイレで衝撃を受けました。

子供ができるのを熱望してはいたのですが、いざ妊娠が発覚すると嬉しい感情を通り越して、驚きの感情が大きかったのを覚えています。

つわりが始まる

妊娠発覚して2〜3日頃からなんとなく倦怠感を感じるようになり、その翌週には本格的につわりが襲ってくるようになりました。

友達との旅行は泣く泣くキャンセルして、自宅で安静に過ごすことに。

残りのメンバーで旅行に行っていたので、色々な観光地からテレビ電話をかけてくれて、私はその都度リモートで旅行に参加(笑)

一日中吐き気に襲われる中で、数時間おきのテレビ電話がいい気分転換になり、友達のありがたさを感じました。

産婦人科クリニックに通院開始

家の近くに評判のいい産婦人科クリニックがあり、通院を開始。

先生や看護師さんたちも感じの良い方ばかりで、安心して出産の申し込みも済ませました。

妊娠届の提出

役所にて妊娠届を提出して、母子手帳が交付されました。

母子手帳を両手で握りしめ、パラパラとページをめくりながら、まだ見ぬ赤ちゃんの成長記録の記入欄にワクワクしたのを覚えています。

同時に妊婦健康診査受診票(妊婦健診にかかる費用が助成される補助券)をもらいました。

たまごクラブ購入

付録に「妊娠中の食べ物&飲み物OK・NG早わかりチェックシート」というものが付いていたので、常に持ち歩きいつでも見れるようにしました。

会社に報告

安定期に入ってから報告するつもりが、あまりにつわりがひどいので、とても隠せるとは思えず早急に会社に報告することにしました。

どきどきしながらの報告でしたが、「おめでとう、良かったね!」と直属の上司に言ってもらえて嬉しく思いました。

妊娠4ヶ月(妊娠12〜15週)

マタニティショーツを購入

お腹をすっぽり覆ってくれるマタニティショーツを購入したら、履き心地がバツグン。

お腹はまだ全然出ていないので普通のショーツも履けるのですが、冷え防止のためにこの時期から履くことにしました。

あまりのフィット感で後々何枚も追加購入(笑)妊娠後期まで大活躍しました。

つわりでほとんど食事ができず

この頃につわりのピークがやってきました。

食事はほとんど喉を通らず、体重は減っていく一方。

家にいるほとんどの時間をソファの上で過ごしました。(横になっているだけでもつらい)

この長く辛い期間をどのように過ごしていたのかは、別の記事でもまとめています▼

妊婦検診と会社以外はほぼ外出せず

先に決まっていた友達との予定もキャンセル。

夫と沖縄旅行の計画をしていたのですが、こちらもキャンセル。

出かけ先でもしお腹の赤ちゃんに何かあったら嫌だという心配な気持ちもあったのですが、とにかくつわりがきつすぎて引きこもることしかできませんでした。

妊娠5ヶ月(妊娠16〜19週)

体型の変化

引き続きつわりの日々。

妊娠前と比べて約6kgほど体重が減少しました。

腕や顔は痩せたのですが、お腹は少しポッコリしてきました。

戌の日のお参り

お寺に行き安産祈願をして、腹帯や数珠、安産ろうそくなど、いくつかの品物をいただきました。

初めての胎動

ある日お腹の中でもぞもぞっと動いたような感覚を覚え、最初は気のせいかな?と何度かやり過ごしたのですが、同じような感じが2〜3回続き胎動である事を確信しました。

ちなみにテレビでチャーリーズエンジェルのアクションシーンを見ていた時だったのですが、興奮したのでしょうか…(笑)

赤ちゃんの性別が判明

妊婦検診でエコー映像を見た時に、赤ちゃんの太ももの間にはっきりと男の子のシンボルが付いてるのを発見。

先生に、男の子だね!と言われてお墨付きをもらいました。

夫は口では性別はどっちでも良かったと言いつつも、その日は舞い上がってさっそく男の子用の袴ロンパースを買っていました(笑)

この日に購入した袴ロンパースは、生後100日のお食い初めの時に着せました♪

周囲へ妊娠の報告

家族や身近な人には妊娠発覚当初に報告したのですが、親戚や友達にはこの頃から妊娠の報告をしました。

妊娠線予防のケアを始める

妊娠線ができるのを防ぐために、お腹の保湿ケアを始めました。

妊娠6ヶ月(妊娠20〜23週)

食欲が回復

ようやくつわりがましになって、食欲がわいてきました。

まともな食事が取れるようになってきたので、栄養バランスを考える余裕もでてきました。

食欲の回復度合いに比例してお腹も大きくなってきました。

ベビー用品の下見 兼 ウォーキング

動けるようになってきたので、アウトレットやショッピングモールで買い物しながら適度に運動。

ベビー用品の下見をしながらだと楽しくて、歩くのも全然苦ではありませんでした。

つわり以外の症状

つわりはおさまったのですが、同時期くらいから、足のむくみ・腰痛・かがむのが少し苦しい・寝ている時に足がつる、というようなマイナートラブルが出てきました。

それでもつわりの時を思えばだいぶ楽だし、何よりも息子の胎動が幸せな気分にさせてくれるので我慢できる程度でした。

妊娠7ヶ月(妊娠24〜27週)

通院回数が増える

今までは1ヶ月おきだった妊婦検診が、2週間おきになりました。

エコー映像で赤ちゃんの様子を見るのが毎回楽しみでした♪

あちこちお出かけ

夫とドライブに行ったり、友達とバーベキューをしたり。

つわりもなくなり、お腹もまだそこまで重たくなく、思い返すとトータルの妊婦生活のなかで一番動けた時期でした。

つわり期間に動けなかった時間を取り戻すかのように、色んな人と会い、あちこちへ出かけました。

安産教室に参加

クリニックの安産教室に参加。

出産のビデオを見たり、簡単なストレッチを習いました。

普段からストレッチで体(特に骨盤周り)を柔軟にしとくことで出産がスムーズになるらしいので、この日からストレッチを意識し始めました。と言っても忘れている日も多いので思い出したらやるレベルでした(笑)

乳輪マッサージ

この時期から乳輪マッサージをしていくことで母乳が出やすくなると聞いたので、クリニックで売られていたアトピコオイルという物を購入してオイルマッサージを始めました。

普段ならこういうのは面倒に思うタイプですが、赤ちゃんのためだと思うと不思議と毎日でも苦ではありませんでした。

アトピコオイルは出産後も赤ちゃんのお肌に塗ったり授乳しながらの乳輪ケアにも使えてかなり重宝しています。

妊娠8ヶ月(妊娠28〜31週)

お腹が重い

お腹が重く、腰痛も感じるようになってきました。

腹帯をしていないとお腹がぐらぐらして不安定に。

靴下を履く時や足の爪を切る時にかがむとお腹が苦しくなりました。

足がつる

夜中、寝ている時に足がつって目を覚ますことが何度もありました。

足をさするのにもお腹が大きいので一苦労。

夫に頼んで足をさすってもらったりしていました。

眠い、体がダルい

しっかり睡眠を取っても、起きてからも眠い、仕事中も眠い、と思うことが増えました。

体がだるく、仕事も3連勤以上続くとデスクワークでも結構きつく感じるようになってきました。

せめてもの思いで早寝早起きを心がけるようにしました。

胃の圧迫感、足のむくみ

だいぶお腹が出てきて、胃や胸の圧迫感を感じるようになってきました。

足のむくみも強く感じるようになり、特に夜になると体のだるさがありました。

ふくらはぎのあたりをひたすらさすってマッサージすると少しおさまる気がしました。

赤ちゃん用品店巡り(下見

ベビーカーやチャイルドシートなど、実際に手に取って下調べ。

大物は高いのでもう少し情報収集をしてじっくり考えてから決めることに。

妊娠期間中にだけもらえるプレママ特典もたくさんあるので、片っ端から応募してプレゼントをもらっていました(笑)

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)

産休に入る

数か月前からコツコツと行ってきた後輩への仕事の引き継ぎ作業も無事完了。

トラブルなく仕事の最終日を迎えることができて、とにかく安堵の気持ちでいっぱいでした。

上司や先輩後輩に1人ずつ挨拶をして周り、いよいよ休みに入りました。

パパ教室に参加

夫婦そろってパパ教室に参加。

夫も新米パパとして、9kgの妊婦ジャケットを着て階段の昇り降りをしたり、人形の赤ちゃんで沐浴の練習をしたりして、夫婦で協力して育児をするためのイメージトレーニングをしました。

産前最後の美容院へ

次に美容院に行けるのは産後いつになるのかわからなかったので、しっかりケアしてもらいました。

長時間イスに座っているのも辛くなってくる時期だったのですが、通い慣れたお店でいつもの美容師さんが身体のことを気遣いながら担当してくださったので問題ありませんでした。

思い切って短くカットしたかったのですが、マタニティフォトを撮る予定があったので長さは変えませんでした。

マタニティフォト撮影

お腹に赤ちゃんがいる時期を思い出に残したくて、プロの方に撮影してもらいました。とってもいい記念で宝物になりました。

ベビー服、出産準備品の購入

今まで下調べした物をまとめて一気に購入しました。

ベビーベッドの組み立て

産後は1ヶ月ほど私の実家で過ごすことに決めていたので、実家にて夫がベビーベッドを組み立てました。

晴れた日にベビー布団も干してベッドにセッティング完了。

…と言っても私ではなく実家の母がやってくれました(笑)

洋服の水通し

晴れた日に少しずつ分けて新品のベビー服を洗濯しました。

世界一幸せな洗濯です。

特に靴下なんて小さすぎてなくなってしまわないかソワソワしました(笑)

胎動が激しくなる

お腹の中で可愛らしく動くというより、急に強く蹴られたり、激しく暴れ回っているように感じることが増えました。

前駆陣痛

突然生理痛のような腹痛に襲われ、3〜4分ソファに横になったらおさまる、ということが何度かありました。

その度にお腹の赤ちゃんのことが心配になるのですが、いつも通りの胎動を感じると安心しました。

胎動カウント

クリニックで記入シートをもらい毎日胎動カウントを記録していくことになりました。

やり方は胎動を10回確認するまでの時間を毎日計るとのこと。

初日の結果は24分。

お腹の赤ちゃんは毎日よく動いていたので、出産するまでに長時間胎動を感じない日はありませんでした。

妊娠10ヶ月(妊娠36週〜39週)

夫婦2人でお出かけ

イチゴ狩りに行ったり、出産したら中々行けないであろう鉄板焼きを食べに行ったりしました。

チャイルドシート取り付け

出産したら退院する時から必要になるので、車にチャイルドシートを設置しました。

入院書類の準備

書類が多いのでポケット付きのファイルにまとめて整理しました。

胎盤の提供の同意書や、産まれた赤ちゃんの聴力検査の申込書、その他にもたくさんの書類に記入。

私の名前を書いて、子供との続柄の記入欄に初めて「母」と書き、照れ臭いような、ジーンとくるような、不思議な感じがしました。

ついにもうすぐ母になるんだ、とドキドキしてきました。

出産に向けて心の準備

出産出産予定日間近はあまり一人で外には出歩かず、基本的にいつ陣痛がきてもいいように家でゆっくり過ごしていました。

出産(妊娠11ヵ月と3日)

予定日を3日超過して、無事出産することができました。

長かった妊娠期間もついに終了。

この日は今までで一番記憶に残る、感動の体験をした日となりました。

産後の痛みはあっという間に忘れてしまうとよく聞くので、備忘録もかねて出産時の様子や気持ちを記事としてまとめています。

まとめ

妊娠10ヶ月目はどれだけ動けるかわからないので、産休に入った妊娠9ヶ月頃に一気にまとめて大体の出産準備を終えました。

妊娠がわかってから出産まで、やらないといけない事や出産に向けての準備がたくさんあり何かと忙しいかも知れませんが、お腹の赤ちゃんと一緒に過ごす貴重な時間はあっという間に終わってしまいます。

これから出産される方は是非体の変化や赤ちゃんの成長を感じながら、思う存分妊婦ライフを楽しんで下さい♪

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はなママ

令和2年生まれの男の子を子育て中。 とある美容企業にて仕入れや企画のお仕事をしているワーママです。夫も激務でほぼワンオペ育児の為、1秒でも暮らしに余裕をもたらしてくれるものにはすぐに飛びつく生態です。

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